♡天使の庭文庫♡~ランジュ敦子の掌編小説&作詩集

御覧頂きありがとうございます❣ (*´ω`)♡

こちらのページは・・・☆彡

私、ランジュが今までに書き留めた、

掌編小説☆彡詩☆彡を取り上げております。

 

私の初出版本にも、掲載している詩や、

未掲載の作品等を御紹介させて頂いております❣

読書好きな方も♡普段は、読まない方も♡

お楽しみ頂ければ幸いです☆彡ランジュ 敦子

☆彡桜花爛漫~木花開耶姫(コノハナサクヤヒメ)様~春。(詩集)

 

作品名

 

{いつかの花どけい}

『 いつかの花どけい 』

 

いつか君がくれたあの景色を

 

ぼくは、ずっと忘れない。

 

ずっとずっと大切に

 

君との時間を

 

ぼくのなかで

 

刻み続ける

 

あの花びらたちが色褪せても

 

時の中で回り続ける

 

君と永遠に

 

 

LOVE~Destiny

作品解説☆彡

 

この作品は・・・★

 

ランジュがお散歩がてらに~♪

桜の花びらを拾い集めて♡

 

工作して出来た作品です❣

#(*^^*)#

☆彡夕雨〜束の間の憂鬱☆(掌編小説集)

 

雷鳴轟く、夕雨の間を・・・

 

少し大き目の傘を手に、ひっそりと歩く。
なるべく、足下の水しぶきを上げない様に、
馴染みの道を、ただひたすらに行く。
閃光で一瞬明るみを帯びた空に、
"憂鬱“ を視る。
「夕立は、馬の背を分ける。」
と言うが・・
明暗を分ける境界線の様だ。。
ふと、視線の先に
いつも{close}の看板が掛かっている、画材道具店が在る。
ショーウインドーの中に、以前から求めていた~
スケッチブックが目に留まった。
手書きの値札に、
赤のサインペンで”SALE”の文字が躍る様に栄える。
「今。」とばかりに既に足は向き、
水しぶきを跳ね上げて、勢いよくドアを開ける。
店内に人影はなく、静まり返っていた。
またもや、束の間の憂鬱を誘う。
「こんな、天気に来客などあるまい。」
と奥に潜んでいた店主が、ゆっくりと顔を出す。
『ようこそ、いらっしゃいませ。』
と改まった台詞で、ファーストコンタクトを待つ。
明らかに、古びた店内の様子を察して。
『長くお店をされているのですか?』と、聞いてみる。
店主は、自慢気に『もう、60年やっております。』
と言って、にっこりと笑顔で返してくれた。
私も、素早く『素敵なお店ですね。』と笑顔で合わせた。
そして、本来の目的であるショーウインドーの側にある、
スケッチブックが気になって、入店した事を告げる。
店主は、ゆっくりと商品を模索し、
かなり分厚い区切りを「一つ分。」として、手渡してくれた。
『これぐらいで、いかがですか?』と微笑む店主。
『もちろん、頂きます!』と、御会計を済ませ。
『また、来ます。』と、お店を後にした。
店を出ると、夕雨は上がっていた。
束の間の憂鬱は去り
明るい日差しが差し込んでいた。

作品解説☆彡

 

この作品は・・・★

 

実際のランジュの日常の一コマを、

 

掌編小説風に、描いてみました❣

 

こちらが、実際のスケッチブックです♡

とても、良い買い物ができました☆彡

(*‘ω‘ *)♪

*新しい作品のUPまでお待ち下さいませ☆彡(´艸`*)


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